2016年6月6日月曜日

若婦人の集い②

昨日の石神先生のご法話。


お釈迦さまは
人とのつながりは横のつながり。
横糸のようなもの。
仏さまの教えは縦のつながり。
縦糸のようなもの。
とおっしゃった。

横糸はねじれたり、ちぎれたりする。
だから、人は悩み、苦しむ。


その横糸に縦糸が入ることで丈夫な布ができます。人生も縦糸の教えが入ることでどんな人生であってもよろこびをいただけるというお話をされました。



また、「お経をあげる」という最近よく聞く言葉を丁寧にお話してくださりました。



真光寺でもたまに聞くことがあります。
「お経をあげてください」
という言葉。
ごくたまに御仏前だけを渡して、お寺に来れないからお経をあげておいてほしいという方もいらっしゃいます。。。





「お経をあげる」という言葉は本来、人にお経をあげてもらうのではなく、自分の口でお経をあげることを言います。 
昔の方々はその意味で使っていたそうです。
しかし、亡くなった人にお経をあげる、聞かせると思っている方が多いということをおっしゃっていました。


私が自分の口でお勤めをして、仏さまのお話を聞かせていただき、見えない仏さまと出遇うこと、また
亡くなった方をご縁として亡くなった方が仏さまとなり、私を見守ってくださっているそのことにお礼を申していくことが御供養です。



できれば、このように一緒にお勤めできると有難いですね。




                                                                                                                        若院