2017年4月25日火曜日

前坊守久子の7回忌


昨日は私の祖母である前坊守久子の7回忌のご法事。
親戚、御門徒さんのおかげで有難いことに賑々しく、ご法事を勤めることができました。




たまにご門徒さんに
「お寺さんは自分たちの法事は自分たちでできるから簡単でいいね。」と言われますが、そんなことはないです。





まず自分たちで導師やご法話をすることはないです。
写真の通り、僧侶が七人の出勤。
これだけでもなかなかないのでは?
「ご法事で〇〇人、お坊さんをお願いします」と言われたことは一度もないです。

親族もできるだけ子どもや孫たちにもご縁に遇ってもらいます。滅多にない仏縁ですので。今回はひ孫までお参り。ひ孫にとっては会ったことのない祖母のご法事。しかし、祖母はひ孫も見守ってくださっています。


また外陣に座る我々親族はお経を読んでるあいだ、何もしないということはないです。
自らの口で導師に合わせて、一緒に大きな声でお勤めさせていただきます。
たまにご門徒さんのご法事でも一緒にお勤めされる有難いご法事があります。本来は一緒にお勤めをするものです。


そして、内藤昭文先生のご法話。
1時間ほどの長めのご法話をいただきます。


法事全体の時間も3時から5時までと法要のように長めに勤まります。


法事を迎えるまでにも準備を何日も前からいろいろとします。



お寺であるからこそ、法事に対しては丁寧にしているつもりです。
自分たちでお勤めをして、簡単に済ませるということはしません。








たくさんの方と前坊守久子の7回忌のご法事をご縁に、共に阿弥陀さまのお慈悲の温もりを聞かせていただきました。
今回のこの仏縁は間違いなく前坊守久子が作ってくださった尊いご縁でした。有難いことです。



皆さんのご法事もそうであります。
亡くなった故人が仏縁をくださっています。
そのことに気付きひとつひとつを丁寧にするのか、
ただなんとなく、とりあえずご法事をしないといけないと思って簡単に済ませるのか。

できることなら、丁寧に丁寧にさせていただきたいですね。




若院

2017年4月23日日曜日

花まつり落語会


子どもたちとお勤め後、法話、その後、笑福亭仁智師匠に落語を聞かせていただきました。

大爆笑も大爆笑。

楽しいひと時でした。
ご門徒さんたちも大満足の一日となったことでしょう。
今回残念ながらご縁に会えなかった方は、また次回のご縁で。





若院



2017年4月21日金曜日

明日は花まつり

明日の花まつりの甘茶用紙コップを買いにダイソーへ。

そこでよく法座にお聴聞にいらっしゃる御門徒さんが。


「あらーこんにちは。」


と挨拶。


「あ、そうだ!ちょっと待ってて」

と言われ待っている。

「これあげる!」
袋の中をみると私の大好きなイチゴが。

「あなたの顔をみるとイチゴを思い出した」と言って、イチゴをくださった。



私の好物を知ってたからなのか。
それとも、私の鼻がイチゴのように大きいからなのか。笑



どちらにせよ、有難い。

最後に
「明日花まつりだよね?楽しみにしてるねー」
と一言。



明日は花まつり落語会。
笑福亭仁智師匠をお呼びしての落語会です。

どうぞ楽しまれてください。


若院

2017年4月20日木曜日

人生何があるかわからない

友人の父が亡くなり、急遽熊本の菊池へ。


朝、急に亡くなられた。満64歳。




「我や先人や先、
今日とも知らず明日とも知らず」

と、真光寺でのお通夜、葬儀のたびに『白骨の御文章』の拝読します。
西覚寺様でのお通夜のご縁でも拝読されていました。

何度読んでも、あぁそうだった。あぁそうだったと思うばかり。
普段の生活の中では忘れてしまいます。
ですので、
私自身も驚きを隠せない友人の父の死。
もちろん、私よりも本人たちの方がそうでありましょう。



しかし、寺族が有難いことは常々お聴聞させていただいているところ。
自坊で法座があるたびにどれだけ疲れていても座ってお聴聞させていただきます。

知らず知らず阿弥陀様にお育ていただいてます。


友人の泣いている姿を初めてみましたが、誰よりも大きな声でお念仏申してました。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏と。


そして、坊守さんの挨拶での
「お浄土にかえっていきました」

いつどんな状況になっても、何があっても、お浄土というぶれない依りどころをいただいています。


残念ながら、
悲しみはかわらないです。
苦しみもかわらないです。


しかし、その悲しみゆえに、苦しみゆえに、阿弥陀様は「死んで終わりではないよ」「お浄土に生まれるんだよ」とおっしゃってくださってます。

そのことばを味わい、いただけたときに初めて、悲しみの中からでも慶べます。




木下明水先生の話で
あるお寺さんが御門徒さんにアンケートをとったそうです。
「なぜ、お寺の法座にお聴聞にいらっしゃらないのですか?」

一番多い答え
「まだそれほど歳はとっていません」
という答え。

しかし、そう答えた最高年齢は87歳。



病気になってからでは遅いです。
今、自宅よりも病室で亡くなることが多い。
病気になってからではお寺にお参りできんのです。


真光寺の法座では、20代、30代の方も人数は少ないですがお聴聞にみえます。

できるだけ、元気なうちに、お聴聞の場に足を運んでいただきたくおもいます。
我や先人や先、今日とも知らず明日とも知らず
ですので、お早めに。他人事のように聞けるうちに。

若院







2017年4月18日火曜日

桜の苔テラリウム

2日前・・・



昨日・・・



今日、満開です。
玄関でご門徒さんをお出迎え。



瓶の中にも春がやってきました。
春は見えないけれども、桜の花咲く姿にみていけます。
また、ホーホケキョと鳴くウグイスにみていけます。

仏さまも見えやしないです。
しかし、私たちがお念仏する姿に仏さまのはたらきがみていけます。


声に姿はなけれども
声のまんまが仏なり
仏は声のお六字と
姿をかえて我にくる
                                  高松和上



若院








2017年4月17日月曜日

第11回 澍法会

澍法会も今年で3年目に突入です。
今回は少ないお参り。残念でしたが、共に阿弥陀さまのお話を聞かせていただきました。





ご講師は木下明水先生。


黒板を使わず、わかりやすくお話くださりました。


若院

2017年4月15日土曜日

四月のんの会

のんの会の花まつり。



お花は女の子たちがお荘厳。
お供え物は男の子たちがお荘厳。



中学生になった子に小学生時代ののんの会の写真をアルバムにしてプレゼント。

その中に『悉皆金色』という言葉を書かせていただきました。



京都女子大学の名誉教授である徳永道雄先生。
卒業生たちに徳永先生が『悉皆金色の願』から「ものみな金色なり」という言葉を贈ったそうです。




卒業生の女性から、ある時「この言葉によって救われました」というお礼が書かれた分厚い手紙が先生の所に寄せられました。


その女性は、卒業後に結婚され、やがて待望の赤ちゃんに恵まれます。しかし、そのお子さんは生まれながらにして重い障害を抱えていたのです。
旦那さんの親族からうちから障害をもった人間は一人も出てないなどと冷たい言葉をかけられ、夫婦仲も次第にこじれ、二人は別れることになりました。

子どもを守り、育てるために一生懸命、頑張りました。
しかし障害者への世間の目は冷たく、時には心ないことを言われることもあったそうです。
彼女はとうとう「もうだめだ。この子と二人で死ぬしかない」とまで思い詰めるのです。

呆然としたまま身辺整理をしていたところ、たまたま大学時代のノートが目に付き、何気なくめくってみると、ノートいっぱいに「ものみな金色なり」と書かれた文字が。

昔、大学の講義で聞いた徳永先生の「いついかなる時でも、いのちはみんな金色に輝いている」という言葉を思い出し、その言葉が彼女の心に響きました。
彼女は大粒の涙を流しながら、自殺を思いとどまったそうです。
道ずれにしようしている我が子も金色に輝いていると見てくださる方がいると気がついたと手紙に書いていたそうです。








「人生は山あり谷ありの人生だけども、谷底のどん底に落ちて、もう絶望だと思っているときも、阿弥陀様はお前は金色に輝いている存在なんだと見てくださっています。」


このことを忘れずにこれからの人生歩んでほしく思います。


今日の子どもたちへのお話も『悉皆金色』を違う角度からお話させていただきました。
また、子どもに聞いてみてください。






そして、来れるうちは中学生になっても高校生になっても、大学生になってものんの会に遊びに来てほしいです。
私も手伝ってくれるとだいぶ助かります。








お姉ちゃんお兄ちゃんが低学年にしっかりと作法を教えている姿が微笑ましく、なんとも頼もしく感じました。


また、こうきくんのおばあちゃんよりお菓子をいただきました。次回ののんの会にみんなでいただきたいと思います。有難うございます。



若院



明日ですよ


澍法会     無料公開法座

今年で3年目に入ります。11回目の澍法会。

明日です。

明日の4月16日  19時半〜21時

ご講師  木下明水先生


先生は

コントグループ『ジョビジョバ』のメンバー。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170325-00000034-natalieo-ent


四月始めに放送された

ネプチューンとローラがMCを務める「ネプ&ローラの爆笑まとめ!2017」(TBS系)にジョビジョバの1人として出演されていました。





芸能界の話も出てくることでしょう。

このたびの木下明水先生のご縁にどうぞ遇ってください。




若院

2017年4月9日日曜日

仏ーキ

昨日は4月8日。お釈迦様のお生まれになった日です。
都会の方では吉本新喜劇の小藪さんが若者を集め、花まつりを祝ったそうです。


中でも、小藪さん考案のメニューがおもしろい。


1つは
シャカシャカポテト

釈迦釈迦ポテト
釈迦なだけに、、、笑


1つは
ホットケーキ

仏ーキ
仏なだけに、、、笑



仏ーキ。。。のんの会とかでアリですね。笑
しかし、女手がないとなかなか難しい。。。




真光寺でもお釈迦様のお生まれになった日を祝います。
真光寺で4月22日の10時より、花まつりの法要。
この度の花まつりのご縁は落語会です。

お花を一輪お供えしてください。
参加費はお気持ちで。








ついでに澍法会の案内も・・・

4月16日19時半より21時まで
ご講師は木下明水先生。

元芸能人です。しかし、何やら復活したそうで現芸能人なのか?
4月1日にテレビに出演されていました。ジョビジョバの1人。





若院

2017年4月4日火曜日

「ごめんね」ではなく、「有難う」

3、4月号の別院だよりのコラムが有り難かったです。


真教寺の若院さんのご法話です。




若院







2017年4月2日日曜日

命があと五日しかなかったら



死を見つめる。
それは人間にしかできないこと。
そして、「死」を見つめる時間を持つことで、今の「生」を豊かにする。

小6の子の豊かな感性。


親のおかげか、祖父母のおかげか、
この子はきっと仏縁があったんでしょう。




⬜️お知らせ
澍法会     無料公開法座
4月16日  19時半〜21時
ご講師  木下明水先生

ぜひ、ご縁に遇ってください




若院

2017年4月1日土曜日

花まつり



参加費はお気持ちで。


保育園の子どもたちの歌もあります。
法話もあります。


若院

19時から




今日、19時からの番組に、


なんと4月16日の澍法会のご講師の先生が出ます。
ジョビジョバというコントグループの1人です。


16日の澍法会、法話の中で芸能界の話も出るかもしれませんね。


若院

四月の行事




3年目に入った澍法会。
無料ですので、ぜひお聴聞ください。

今月は落語もあります。
ぜひぜひ。