2018年8月27日月曜日

のんの会のお泊まり会 2日目

2日目。

7時半起床。。。の予定が子どもたちは6時頃起きました。笑




早く起きたので、朝食後の予定だった掃除を洗顔と歯磨きの後に。








そして、これも急遽。スーパーボールすくい。
いつでもできるようにストックしててよかったです。









一人3回ずつ。







そして、3回終わったら、一番大きなスーパーボールに一回ずつ挑戦。






そうこうしているうちに8時のお朝事の時間に。
住職も妹も起きてきて、一緒にお勤め。



お朝事を習慣にしているご門徒さん方も一緒に。
今日は7人くらいでした。








そして、住職の法話。
目に見えないものの中に本当に大切なものがあるんだよというお話。
お父さんお母さんがみんなを思う親心。
あなたのいのちを決して見捨てないぞという仏心。






それから朝ごはん。


子どもたちから「遅っ!」という声。
子どもたちにとっては遅いご飯ですね。


しかし、お寺では仏様にお供えする前にご飯を食べることはありません。
(学生時代はお朝事後の朝食では学校に間に合わないので、お仏壇に手を合わせてから、朝食を七時過ぎにいただいていました。)



朝食。妹が用意してくれました。






宿題の時間。一時間。






宿題終わった子はお絵かきタイム。

お絵かき組にお手本作成。




ポケモン世代ですが、全くわからない生き物。。
意外とうまく描けたので載せます笑


宿題後、ゲーム遊び。








帰る前にお菓子のお土産。




11時ちょい過ぎに解散。

おかげさまで私自身楽しく、子どもたちとの二日間を過ごせました。
お寺の本堂に泊まるという非日常的な体験が子どもたちにとって、思い出となってくれたら嬉しいです。




いつもはのんの会の感想文はその子の判断にまかせ自由ですが、今回のお泊まり会だけは書いてくるようにお願いしました。
紙をなくしたら、別の紙でもいいですので、よろしくお願いします。









のんの会のお泊まり会 1日目

26日・27日とのんの会のお泊まり会。



1日目から更新します。






15時集合でまずはお勤め。



そして、ご法話。


読売新聞に掲載された小学校六年生の詩を縁にご法話させていただきました。



『命があと5日しかなかったら』
1日目には親友に手紙を書く
2日目には中国の友達に手紙を書く
3日目には家族に手紙を書く
4日目には自分の似顔絵を描く
そしてふつうに過ごす
最終日・・・
たくさんの人の中で
仏様の夢を見る


感性豊かな詩ですね。
大人でも難しい自分の死を見つめることのできる目。
そして、自分のためではなく、他のもののために時間を使う優しさ。
死ぬのではなく、生まれて行くことのできるお浄土をいただいてる姿。

ちなみに「往生」という言葉は「往き生まれる」。死んで終わりの人はこの言葉が使えないですね。



あと5日しかなかったら何がしたい?
と聞くと
ゲームを毎日する!
と健全な子どもの反応。笑

他の者に時間を使う大切さ。
そして、死んで終わりじゃない、仏さまの世界に生まれるというお話。













ご法話後、プールへ
ほぼ貸し切り状態。
私は平泳ぎで腕をつる。。運動不足ですね。笑





帰ってから6時よりバーベキュー。
ご門徒の方々に手伝っていただきました。
保護者の方も数名参加有難うございました。















↑真ん中にいらっしゃる方がお肉を持ってきてくださいました。
全国の牛のオリンピックで金メダルをとったこともある方です。
本当に美味しいお肉でした。
有難うございました。





スイカ割り。



小さい順に。



最後に中学生が真っ二つに割ってくれました。



花火。















打ち上げ花火もしました。
最近の打ち上げ花火のクオリティーの高さに驚きました。

打ち上げることに必死で写真を撮り忘れました。


お風呂は白和温泉へ。


上映会。



保育園から借りてきたプロジェクター作動せず、、、。
急遽、テレビで。



上映会が終わってから、よし寝ようとみんなに言った時に

みんなから「肝試ししたーい!」
との声。


急遽、肝試ししました。
6人くらいが参加。
肝試ししたーいと言った子の中でも、いざやるとなると怖がって出来ない子も。


ろうそくの灯りを頼りに二人ずつ真っ暗な納骨堂に行き、お線香を一本持ってくるというシンプルな肝試し。




動画はロウソクの灯りだけなのでほとんど真っ暗ですが、怖がっているのはよくわかります。笑
MVPはまさかの小学一年生の女の子。笑笑
(動画の最後の子)

12時ごろ、就寝。


(限定公開のためYouTubeで動画を探しても出てきません。動画をほしい方は言ってくださいね。)

2日目へ続く。。。













2018年8月20日月曜日

ムネ

今日は親戚の家の上棟式でした。


棟という字。

同じ発音のものには共通点があるものが多いです。

棟の
読み方は「ムネ」ですね。


他にはこの発音のものには

胸。

宗。

があります。




共通点は何か?
それは「中心」
どれもが、重要なものということ。


→建物にとって大事なものです。だからこその上棟式。これがないと建物は建たない。

→「胸に刻む」という言葉があるように頭より胸を中心と考えることが多いですね。心を味わうときも、私たちは胸のところで心を味わいます。心を人間の中心と考えてもいいかもしれません。

→広辞苑で引くと「おおもと。主として尊ぶべきこと。」おおもと、主とするということは中心ですね。






宗教という言葉はおおもととする教えということになります。
ムネとする教え。人生の中心とする教え。


このように考えると無宗教という言葉に違和感を感じないでしょうか?
本来は無宗教という言葉はありません。生きている限り、人間は何かに影響され、何かを中心に生きています。何かをよりどころとして生きているのが人間です。


無宗教のことを本来の表現で言うならば、自分教という言葉になります。
自分を中心とした教えということ。
自分をよりどころとしていく。自分が大事にしているものをよりどころとしていく。

家族。

お金。

健康。

仕事。

などを中心としていくのかもしれません。


皆さんが大事だとどれもが頷けるものだと思います。
私も大事にしています。


しかし、どれもがいつまでも存在してくれるものではありませんね。
縁があれば、失っていくものであり、死んでいくときには全て手放していくもの。。。
悲しいことにこれが現実です。執着していればしている分だけ失った時の悲しみは大きい。


家族、お金、健康、仕事どれもが大切にすべきものですが、それをよりどころにしてしまったならば、むなしく人生終わっていくかもしれません。
それこそ、「生きているうちが花だ。死んだら何もならん」という人生観で、死を不幸とみて、むなしく終わっていく。。。


自分の人生に「有難い人生でありました。尊い人生でした。」と手が合わさるものに出遇うことが本当に大切なことです。


この世の縁が尽きていくとき、何をよりどころとしていくのか。


私の母は健康を大事にしてはいたけれども、健康をよりどころとはしていませんでした。
「ガンになって嬉しいとは思わないけど、不思議にも有難いと思える日々を送らせてもらっているよ」と言っていました。健康をよりどころとしていたならば絶対に出ない言葉です。

また、「お浄土があってよかった」と言って、亡くなっていきました。

また会える世界をいただいている。そして、死んで終わりではない。生まれていく世界があるんだ。
私の命を見放さなかった阿弥陀さまがご用意してくださった。目には見えなくても、いつでもどこでも私にはたらきかけてくださっています。
その阿弥陀さまをよりどころとしていく。それが浄土真宗という教えです。

2018年8月16日木曜日

お盆を通して

悲しみを通さないと 見えてこない世界がある
                                                      (作者不明)

お盆が終わりましたね。
初盆の方々も、お盆のご縁の方々も、
さまざまな想いの中で過ごされたことでしょう。



その涙。


その悲しみ。



それは、それだけ故人との繋がりの深さがあるからでしょう。

お盆を通して、その方々に遇える身となってください。
亡くなった方と出遇うことのできる身とお育てをいただいてください。

ご法事や法要などの
一つ一つのお聴聞の場を大事に。
その涙、その悲しみを無駄にしないためにも。






2018年8月8日水曜日

寒ざらし

長崎の島原名物寒ざらし。

母の里の近く。






母と食べた記憶はありません。2年前に初めて島原で食べたんですが、これがまた優しい味で美味しい。


今回は手作り。
昨日夜な夜な蜜を作り、今日昼白玉作ってからいただきました。

キンキンに冷えた寒ざらしのほんのり甘い優しい味が暑い夏の疲れに効きます。

レシピ載っけておくので機会あったら、作ってみてください。




2018年8月4日土曜日

お盆法要

1日目昼座



1日目夜座



2日目朝座



お盆のご縁。

世の中には

たたり

幽霊

草葉の陰、、


いろんな見方がありますね。



ある芸能人の葬儀の挨拶で
こんな挨拶があったそうです。


主人は三途の川を渡って天国に行きました。
黄泉の国でゆっくりしてください。しかし、たまには草葉の陰より私のことを見守ってください。


三途の川→仏教
天国→キリスト教
黄泉の国→神道
草葉の陰→草の下

どこに行かれたのでしょうか。。





私の命の行き先が明らかになっていないから、先立った命も迷わせておると聞かせていただきました。