2018年1月28日日曜日

1月のんの会

今年、1回目ののんの会。

今回のお話は「あっという間」のお話。




さて、今日はかなり遅めの書初め。もう書初めと言わないくらい時間が経ちましたが、毎年恒例にしたいので今回も。








待ってる間、それぞれおもちゃで遊んでいました。







今年の書が終わってから、

外の方が暖かかったので、外でかくれんぼ、外出るケイドロをしました。


なかなかの強者。


木登りにハマっていた子供の頃を思い出しました。







まほちゃんのお母さん、お菓子の差し入れありがとうございました。



若院

2018年1月24日水曜日

寒くなってまいりましたね。
東京の方は大雪で大変そうですね。。

横浜の弟のお寺も雪が積もったらしく、雪かきをしている写メが送られてきました。




鹿児島も2年前に雪が積もりましたね。




ちょうど2年前の今日。1月24日。れんちゃんの命日。


今日はれんちゃんを偲びながらお勤めさせていただきました。





ある御門徒さんがおっしゃった。

うちの主人はちょうどこの大雪の日に亡くなりました。だから、雪をみると思い出すんです。わたしのために思い出しやすい日に亡くなってくれたのかな?思い出すと「そうだったそうだった」とお仏壇に自然と足が運び、手が合わさるんです。

と。
思い出すことは寂しさ、悲しさをまた味わうかもしれません。でも、同時にその寂しさ、悲しさがその方とのつながりの深さだと味わえます。

雪を見て、あの人を思い出す。
また、あの人を思い出す時に、あの日は雪だったなぁーと思い出す。

そして、思い出すと同時に「そうだったそうだった。」と手が合わさる。

なぜ、この方は思い出したように手を合わせるのでしょうか?

この方はきっと仏様に出遇われたからでしょうね。

寂しさ悲しさの中で、「そうだったそうだった。あの人はいつでもどこでも私のもとに来てくださる南無阿弥陀仏の仏様だった。今、あの人は私にご一緒くれていたんだ。」と慶んでいらっしゃるのでしょう。
有難く、尊いご門徒さんのお言葉でした。


若院

2018年1月21日日曜日

水俣 西念寺

昨日は水俣へお聴聞。











水俣、西念寺様の入門講座へお聴聞。




お勤めは総代さん。



その後、学習の時間というものがあります。









資料を載せておきますので、それぞれ確認されてみてください。(ケータイよりパソコンの方が見やすいです。)



ご講師、能美潤史先生。




法のひとしずく

葬儀によく読まれる『白骨の御文章』がテーマでした。
真光寺のお通夜、葬儀でも読まれるもの。
蓮如聖人のお手紙。


白骨の御文章と呼ばれているお手紙が
誰に書かれたのか?いつ書かれたのか?

不明であります。


しかし、
誰に書かれたのかいくつか説があるそうですが、どの説であっても、

大切な人を亡くされた御門徒さんに送ったものだろうと言われています。



その『白骨の御文章』の中に

「あはれといふもなかなかおろかなり」

とあります。


ある時の葬儀のご縁。お勤め、法話、そして、白骨の御文章拝読。無事葬儀が終わったあと、講師部屋にて着替えていましたら、
ある門徒さんが

「話がある!」

と入ってきて、

「さっき変なもの読んだじゃろ!わしらに向かっておろかって言うたじゃろ!おろかとは何ごとかー!」

と怒りながら言ってきたそうです。その後、講師部屋にて『白骨の御文章』の法話が始まったと話をされていました。笑

そうですね。
この御門徒さんは「おろか」を「愚」と勘違いされてたんですね。
実は、この「おろか」は「疎」。現代語で言うなれば「おろそか」です。


あはれでは足りん。悲しさ、寂しさなどという言葉では表現しきれん。ということ。

悲しさ、寂しさという言葉ではなかなか言い表すことのできないほどの悲しみがあります。
ということ。



怒って、御講師部屋に入ってみえたこの御門徒さんはよかったですね。
亡くなった方を縁として、白骨の御文章を味わう法話を聞くご縁をいただいています。
有難いことです。
そこから、またお寺の法要に繋がっていくのでしょうね。
浄土真宗は聞かないと分からん。そして、聞いても分からんです。しかし、聞いて仏様に出遇う教えです。見て会う教えではありません。どうぞ、聞いて仏様に出遇うご縁である法要を大切にしてください。


若院

2018年1月17日水曜日

嬉野 明覚寺

続けて、次の日は嬉野の明覚寺様の報恩講へ。




立派なお荘厳。

















枝も葉を指して手作り。



ご門徒さんの男性陣の仕事だそうです。
それもご門徒さんからご門徒さんへと代々仕事が受け継がれていて、寺族は仏花には関わっていないそうです。

すごい。。







ご門徒さん方が作ってくださった御斎も美味しかったです。ご馳走様でした。





ご講師は藤本唯信先生。
法のひとしずく。


ご法話の中で
「あら、奥さんいつまでもかわらんねー」

下り坂の挨拶。

上り坂の挨拶なら「かわる」方がいい。
と話で出てきました。
10代の人に「いつまでもかわらんねー」というても褒め言葉にはなりませんね。「大きくなったねー」「大人になったねー」とかわる方が嬉しいこと。
それがいつのまにか、「いつまでもかわらんねー」「若々しいねー」といわれることが嬉しくなる。。

よく考えたら、人生下り坂の方が長い。
小学校の6年間と20代の6年間あきらかに感覚が違います。あっという間に時間が過ぎていきます。
聞けば、20代よりも30代。30代よりも40代。40代より50代、、、どんどんはやくなるそうですね。
それを考えるとだいたい25歳あたりが下り坂。
女性が誕生日が嬉しくなくなる頃からでしょうか?笑

私たちが目に見えているものはすべて壊れゆく。
身体も世界も。


また、思いのままにならない。身体だけでなく、心も。
いつまでもニコニコしていたいけれども、体が壊れていくのであれば、涙していかないといけない現実があります。

目に見えるものばかりを当て頼りにするのであれば、むなしく終わっていく。
最後は愚痴と後悔しか残らないかもしれません。



阿弥陀様のお心は壊れない。そのお心を聞かせていただく。そのはたらきを聞かせていただく。それがお聴聞の場。
壊れないはたらきが私に先にはたらいてくださっている。
壊れないものかわらないものに出遇った方は我が命終わるとき、むなしくは終わっていきませんね。安心なことよ。尊いことよと味わえる身にお育ていただいていけます。



真光寺は次回は永代経法要。2月16日17日。どうぞご縁いただいてください。
壊れるものの話でなく、壊れない阿弥陀様のお心、はたらきの話を聞かせていただきましょう。



2018年1月15日月曜日

諫早、西楽寺

諫早にお聴聞へ。




ご講師は立花慈光先生。

母の里のお寺の住職です。





朝座、夜座とお聴聞させていただきました。


その法のひとしずくをご紹介。






ご法話の中でご門徒さんのご法事の有り難かった出来事をお話されていました。



お勤め、ご法話後、ご門徒さんの施主の方が皆さんにあいさつをされたらしいです。


今日は父の17回忌にお参りいただき有難うございました。
今日はご住職には懇ろならぬお勤めと丁重なご法話を有難うございました。
私一人のためと聞かせていただきました。


中略


父は痴呆症になって何もわからなくなりました。
あれほど仲よかった母を憎むようになりました。

お前はなんでここにおるんだ?!帰れ!と


そして、施設に。
病院のベッドに横たわる人になりました。

親父は何もわからなくなりました。


滅びていく姿を、崩れていく姿をたまらん思いで
、しかし、半ば諦めの思いでおりました。


私一人、親父の臨終にたまたま会うことができました。

そしたら、親父がブツブツ言いよる。

何て言いよっとかな?
なんて?なんて?

ひょっとしたら、言い残している遺言かもしらん。


よーく聞いてみたら、


ぼんやりした声で、中空を見つめながら、


なんまんだぶなんまんだぶ。


そして、息がきれました。



そのお念仏が雷の如く聞こえました。衝撃でした。
そして、親父の念仏が今、私をお寺に足を運ばせております。
今日はありがとうございました。



こんな挨拶を聞いたのは私は初めてでした。






法然聖人が「私を思うのであれば、念仏を称えよ。そこが私の遺跡である」


そのお念仏の中に共に相見える世界があるよ。念仏の中にお浄土があるよ。






とご法話を聞かせていただきました。
なんと有難く尊いご門徒さんの挨拶。。

お念仏いただき、お浄土いただいたことをよろこぶ。それが御供養となっていきます。



若院



2018年1月6日土曜日

七草法要

本日は七草法要。

子どもたちのお祝いをののさま(阿弥陀様)と共に慶ぶ法要。

子どもたちのかわいい着物姿。
親も子も、ののさまもみんなが笑顔。

ここまで無事、一緒に過ごせてきたという報告も兼ねます。当たり前でなく、有難い日々を再確認し、またこれからの日々をそれぞれに歩むことでしょう。
できることなら、手を合わせる子に育っていただきたいと思います。



また、みなさんのまわりで来年、七草のご縁の子がいましたら、ぜひご参加ください。









集合写真を撮ったあと、家族ごとの記念撮影。
写真は出来上がり次第、連絡致します。



最後のお楽しみのガチャガチャ。


2018年1月3日水曜日

平成30年 修正会

1月3日修正会。
たくさんの方がお参りでした。


のんの会の子もお参りに来てくれて、嬉しかったです。


ご法話のあと、宴会。
お寿司とオードブルとお酒はお寺で用意。
村尾や獺祭や、またお煮しめなどご門徒さんからの差し入れもいっぱい。
たくさんの方が残ってくれました。









宴会後、全体集合の写真を撮りました。
写真は永代経法要でお配りします。

若院

2018年1月1日月曜日

2018年 元旦

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。