2019年5月20日月曜日

保育園のコラム



近年、あおり運転や事故捜査の証拠として利用者が増えているドライブレコーダー。

 開発したのは、あるお寺の御門徒さんです。

 当時、十九歳の息子さんがダンプカーに追突され亡くなりました。その裁判にて証拠不十分のため、辛く、悔しい結果に。何度も何度も事故現場で目撃者探しをしたが、現れることはなかったそうです。

 

 「あの時、もし誰かが事故を撮影していたら・・・。」

 

 その思いが募り、もう二度と自分たちのような辛く悔しい思いをする人が出てこないようにという願いのもと、ドライブレコーダーを開発されました。

 私たちが生活する中で何気なく使っているもの、身の周りにあるもの、そして、昔からある習慣などには、もしかしたら誰かしらの願いがかけられているのかもしれません。

 安全な食品。肌触りの良い子供服。家事を楽にする電化製品。ご先祖の願いの詰まったお仏壇。母の日や父の日。彼岸やお盆・・・

 

 少し立ち止まって、周りにあるものや習慣を見つめてみると、私に届いている様々な願いに気付くことができ、心豊かな一日一日を送ることができるかもしれません。

5月ののんの会

今回のお話は世の中に溢れているものには誰かの見えない願いがかけられているというお話。

食品にも、イスにも、洋服にも。



今回の保育園のコラムも似たような内容で書きました。貼っておきます。






 今回ののんの会は3人でした。

年に一回はこんな日があります。
少ないなら少ないなりに楽しめるのがのんの会であり、子どもたちの遊ぶ力。



卓球を初めて経験。ちょっと難しそうでした。





おやつの時間には、たまたまお参りに来た親戚カップルの恋愛話を聞きました。
あまり興味なさそうでした。笑



人数が少なかったので、射的。





お迎えまでの時間、お泊まり会の計画をしました。





2019年5月19日日曜日

遺品



ご門徒さんからいただきました。


ご主人がカメラが趣味で、暗室は自宅にあるほどカメラと向き合っていらっしゃった。ご主人が大切にされていたフィルムの一眼レフカメラ。
ご主人の長年の思い出が染み込んだカメラ。
遺品というものはどのようなものであっても、故人と共に人生を歩んだかけがえのないもの。



使い手ぎおらず、私が譲り受けました。
大切に大切に使わせていただきます。
有難うございます。

2019年5月16日木曜日

第21回澍法会




第21回澍法会のご縁。
今回のご縁は福間義朝先生。


わかりやすく、「ご縁」のお話をしてくださりました。



次回は6月11日。木下明水先生。
澍法会は願いと法座の大切さを共有してくださる方々のおかげで存続しています。
ぜひ、初めての方も気軽にお話を聞きにいらしてください。

2019年5月12日日曜日

母の日

今日は母の日。





先日行った知覧特攻基地を思い出します。

それは特攻前に育ての母に送った手紙。




「母上様  お元気ですか
    永い間、本当に有難うございました
    我六歳の頃より育てて下されし母

    継母とは言え世の此の種の女にある如き
    不祥事は一度たりとてなく
    慈しみ育て下されし母
    有難い母    尊い母

    俺は幸福だった
    遂に最後迄「お母さん」と呼ばざりし俺
    幾度か思い切って呼ばんとしたが
    何と意志薄弱な俺だったろう
    母上お許しください
    さぞ淋しかったでしょう
    今こそ大声で呼ばして頂きます
    お母さん    お母さん    お母さんと        」
                               (相花信夫    少尉         18歳)



母という字が11回も出てきます。
母親に対しての想いがひしひしと伝わってきます。

お母さんと呼ばしめたものは、相花信夫さんに六歳の頃が注がれた母心がそうさせたのでしょう。




カーネーションのお花をいただきました。
母にお供えさせていただきました。

母の日があるおかげで母を思い出す時間をいただけます。
その思い出すことすらも、私の手柄ではなく、母心が私に働き続けているが故に。

母の日は母に感謝をする日でもあると同時に、私に間違いなく、かけられた母心を感じる日でもありますね。

それは仏様となった亡き母も同じ。お浄土からのはたらきが今も私に届き、導いてくださっています。

そこに有難うと手を合わせ、南無阿弥陀仏とお礼を申していくご縁を私もいただきました。






2019年5月9日木曜日

お茶会







5月のお茶会。

裏千家のお作法でお抹茶と各地のお菓子を楽しむ会。

茶道となると喋ることなく、静かにお抹茶を楽しむというイメージでしょうが、
真光寺のお茶会はワイワイガヤガヤとおしゃべりをしながらのお楽しみの場です。


写真は唯一、固そうにみえる最初の総礼。

2019年5月5日日曜日

5月のことば

良いことは褒めて遠ざける 
     悪いことは嫌うて近づいていく


第20回目の澍法会で藤田慶樹先生のご法話で紹介された言葉。


「立派な方だ」「偉いなー」と褒めて、あなたもどうぞと言われたら、「私はちょっと、、」と遠ざける。

「あれはつまらん」「あんなことして」と言いながら、無自覚に近づいてしまう。


お互いにそういうことありますね。。。


できることなら、お聴聞の場は遠ざけることなく、ご縁に遇っていただきたく思います。

2019年5月2日木曜日

5月の行事予定