本堂でのコンサートですので、ご法話も少しだけさせていただいてのコンサートです。
2018年6月30日土曜日
2018年6月23日土曜日
2018年6月20日水曜日
美濃48座
毎年、三兄弟で兄弟会をしています。
今年は19日、20日に岐阜にて。
今回のメインは美濃48座。
兄弟でお聴聞。
1日目は正尊寺さん。
2日目は浄明寺さん。
どちらもたくさんのお参り。
たくさんの方と阿弥陀さまのお慈悲をいただけるしあわせを感じることでした。
やっぱり、たくさんの人がお参りしている姿は嬉しく、有難いですね。また、自分もその仲間となることも嬉しい。
ご門徒さんの中には、美濃48座にお聴聞するためにわざわざ岐阜市に家を建て、引っ越しされたご門徒さんもいらっしゃるそうです。
阿弥陀さまが生活の中心にありますね。
本当に頭が下がります。
ご法義いっぱいの兄弟会となりました。
2018年6月13日水曜日
クイズ番組で
クイズ番組に出題された問題。
読み方が「た」で始まる漢字。
「経」という字。「た」で始まる読み方はなんでしょうか?
答えは
「たて(たていと)」。
仏教に縁のある読み方。
お経とは亡くなった人にあげているものと勘違いされている方が多いですが、お経とはお釈迦さまのお説教です。
皆さんもご存じのとおり、反物は、横糸だけでは反物にはなりません。
必ず縦糸があってそこに横糸を編んでいきます。
私どもの人生が「よこいと」。
例えば、一日を一往復とするならば、みなさんは何往復しましたか?
日齢計算。
ぜひ、してみてください。年齢よりも日齢の方が一日一日の重みを感じます。
27歳と数ヶ月で10000日。
有名人の27歳というと
サザエさんに出てくるアナゴさん。
歳上かと思ってたら、まさかの歳下でした。笑
20000日は54歳と数ヶ月。
有名人の54歳というと
一日一日。いろんな日があったでしょう。
つらいこと、悲しいこと。
嬉しいこと、楽しいこと。
忘れることのできない一日。
今日という日が意味があったのかと感じてしまう一日。
いろんな一日一日の積み重ね。
その一日を「よこいと」。よこいとだけでは反物は仕上がらないですね。
「よこいと」だけの人生ならば、どこかで壁にぶつかったときに意味が見出せないでしょう。
私の人生何だったのか?今まで幸せの材料と思っていたものが死の前では何の価値もない、何のための人生だったのか?
その一日一日に、私の人生そのものに意味を浮かび上がらせてくれるもの。それが「たていと」です。
その「たていと」を聞かせていただく場がお寺の法座です。
ぜひ、ご縁に遇ってください。
次回は
澍法会
7月2日 19時半〜21時
2018年6月11日月曜日
第17回澍法会
6月9日は澍法会でした。
講師は井上見淳先生。
わかりやすく、有難いお話。
亡くなっていかれた縁ある方、何を遺してくれたのか、どんな言葉を遺してくれたのか。
それはそれぞれでしょう。
私どものお仏壇の仏さまは立った姿の仏さま。
その姿は私どもを心配してくださっている姿をあらわしてくださっています。
生きているときは、言葉や行動、背中、雰囲気、いろんな手段で私に遺してくれたものがあるでしょう。
亡くなったその縁ある方は、立った姿の仏さまと同等。
私どもを心配で心配で見守ってくださっている仏さまになってらっしゃる。
そのことを確認していく場がご法事などの仏事。
大切に大切に向き合いたいものですね。
その大切に向き合う中で
『おかげさま』
という味わいをいただけるのでしょう。
あの方のおかげでした。あの人のおかげでした。
辛い、悲しい別れだったけれども、大切なことをお聞かせいただきました。味わうことができました。おかげさまでしたと。