今日の夜座での松林先生のお話のひとつ。
松林先生のお寺の保育園では保育士の先生がご法話を順番にされる。先生の言葉のほうが伝わりやすいと松林先生は話された。
その保育園で、ある保育士がしたご法話。
A子ちゃんがトイレのスリッパを自分の分だけじゃなくて、他のお友達の分も並べてくれてたの。
涙がでるくらい嬉しかったんよ。」
そしたら、
「僕もしたことある!!」
「私もしたことある!!」
と子供たちが手を挙げた。
「先生は気付かんこといっぱいあるけども、ののさまが全部知っててくださるよ。」
という内容。
短い話。しかし、この中に大切なことがいっぱい含まれていますね。
女性のお話は柔らかいですね。見習わなければ。
それから3日後、
お説教から帰ってきた住職(園長)に主任の先生が
「園長先生!!今保育園ですごいことが起こっているんですよ!!」
と伝えました。
それは保育園のどこのトイレも綺麗に揃っているとのこと。
保育士の先生の言葉が子どもたちに響いたのでしょう。
しかし、3日で終わった。笑
人というのはお互い様にすぐ忘れますもんね。だから聞き続けることが大切。
法座の間のお茶休憩で、音響の準備をしていると
隣保館保育園の先生がドア周辺のスリッパを綺麗に並べてくれていました。
あーー。この先生には聞こえているんだな。
と嬉しくなりました。
聞くということはこういうことなんでしょうね。
本当に聞いたならば、行動になってあらわれる。
保育園の先生に教えられました。
中学時代・・・
母「お風呂入りなさい。」
私「はーい。わかったー。入るー。」(テレビ観てる)
母「お風呂入りなさい!!」
私「はーい。」(テレビ観てる)
母「何度言ったら分かるの!?早くお風呂入りなさい!!!」
私「入るって言ってるじゃん!!」
これは聞いてないな。。。笑
永代経法要も明日でおわりです。
どうぞご縁に遇ってください。
17日 朝座9時半 昼座13時半
若院