アニメ化され、実写映画化もされてます。
その中で
「信じるって変な言葉だよな」
(え?)
「だって、本当に心から信じてたら信じるなんて言葉いらんだろ?
空気があると信じるとかさ」
(疑ってるから信じるってことか?)
「だからって信じてることが嘘っぽいって言いたいわけじゃないんだ。信じるっていうのは信じたいっていう希望の言葉なんだ。」
という会話が出てきます。
法話でもよく聞かせていただきます。
単身赴任する旦那さんに
「あなた信じてるからね!」
この「信じてる」には疑いが。笑
希望も確かに含まれてるなぁ。
本当に信じてるなら口に出てこないですね。
赤ちゃんに「お母さんだよー。お母さんがここにいるよー。」と母親は産まれてからずっと赤ちゃんにつきっきり。
いつの間にか子どもは疑うことなく「お母さん」と呼ぶようになります。
「ぼくのお母さんだと信じてるからね」と言ってる子は見たことがない。
阿弥陀様が「死んで終わりじゃないぞ。必ず浄土に生まれさせてやるぞ。お念仏してくれよ」の呼び声を
「よかった。なんまんだぶつ。」といただいていく。
聞いたまんま、そのままいただいていくのが「信じる」ということでしょうね。
若院