亡き人を仏と拝み
拝まれる仏となると
今を生きゆく
下関の住職の亡くなる前に本堂の黒板の裏に遺していた言葉だそうです。
亡くなった方を仏様と私たちはいただいていきます。その方によって手を合わせることもお念仏申すこともなかった私がお育てをいただいていきます。
そして、お念仏いただいた私自身が仏様とならしていただき、残してい書けばならない連れ合いや子ども、縁ある方にいつでもどこでもはたらき、見守る仏様とならせていただきます。
そして、今を生きゆく。生きぬくではないです。力を入れずともいいのです。
榎本栄一さんの言葉を借りるならば、「大悲の中をほくほくあるいている」。
そのまんまの身で阿弥陀様に抱かれている安心の中を歩ませていただいています。ほくほくと。
死んで終わりではなく、お浄土に生まれゆく。そして、縁ある方とまた出会える身とさせていただく。。。
今月は永代経法要があります。
19日昼座13時半〜
夜座19時半〜
20日朝座9時半〜
昼座13時半〜
ひとつひとつのご縁を大切に。一緒に仏様のお慈悲のぬくもりを聞かせていただきましょう。