2017年12月24日日曜日

登山

昨日、紫尾山に登ってきました。
帰りは大変でした、、、ほんとに。







宗派の違いをよく山登りに例えられます。



なんで同じ仏教なのに、宗派がいっぱいあるのか?

と疑問に思ったことはないですか?





お釈迦様の対機説法。その人その人に合った教えを説かれた。それがお経です。
そして、その一人一人に合ったお説教をした数がそのままお経の数になるわけです。
その数、八万四千と言われています。


実際にはそんなにはないのですが、「八」というは「いっぱい」ということを表します。

八百屋さん、嘘八百。などなどの言葉でも分かりますね。


そのたくさんのお経のどれを中心とし、どのお経を依りどころとしていくかによって宗派が決まります。



煩悩で仕上がっている私。
仏になりたいとも思っていない私。
そんな私に親鸞聖人がおすすめくださったお経が浄土三部経。なんまんだぶの教えでした。






どの宗派でもいい。どの宗派でもいっしょ。
という方がいますが、それは外から眺めみている姿。
山を外から眺めみている状態。






しかし、いざ私が登るとなると登り方を一つだけ選ばねばなりません。紫尾山を登る方法も何通りかあります。
眺めみているだけでは山頂に着くことはないですね。


煩悩で仕上がった私がいただきやすい、なんまんだぶの教えを親鸞聖人が私におすすめくださった。その教えをどうぞお聴聞しに、お寺の法座に足を運んでいただきたいです。
いっしょに山登りする仲間となりたいと願っています。
山登りと言っても、浄土真宗を山登りに例えるなら、ロープウェイでしょうけど。
同じ、なんまんだぶのロープウェイに乗って山登りしましょう。
同じものをいただき、同じものを慶ぶお聴聞の仲間が増えることが何よりも嬉しいです。

若院