のんの会の子のお母さんより綺麗な蓮の写真をいただきました。
金子みすゞさんの詩に蓮の詩があることを知っていますか?
題名は「蓮と鶏」
蓮と鶏
泥のなかから
蓮が咲く。
それをするのは
蓮じゃない。
卵のなかから
鶏(とり)が出る。
それをするのは
鶏じゃない。
それに私は
気がついた。
それも私の
せいじゃない。
見えないはたらきに気付く。
見えないはたらきをいただく。
私が手を合わせ、私の口から南無阿弥陀仏とお念仏が出る。
私の意志でする行いであるが、みすゞさんの言葉を借りるなら、それは「私のせいじゃない」。
そこにはたらいてくださった見えない仏様がいらっしゃいます。
見えないけれども、はたらきが届いてくださっている姿が手を合わせ、私の口から南無阿弥陀仏とお念仏が出ている姿です。
どうぞ、お念仏申してください。仏様がご一緒です。
そのお心持ちでお盆のお参りをしたいものですね。
若院