リンという犬が亡くなったからです。
犬がいのち終えたとき、人によっては「なんだペットが死んだだけか」と思うだけかもしれないが、いっしょに暮らしてきた人間にとっては「大切な家族が亡くなった」というご縁。
葬儀はいのちと向き合う大切なご縁。
親戚の姉ちゃんから
「今朝方、りんくんが亡くなりました。
昨日病院から帰ってきて、しばらくがんばってくれてちゃんとお別れしてくれました。
私の腕の中で安心したように息をひきとり、最後までおりこうさんでした。
押野家のみんなには、とってもかわいがってもらったね。いろいろとご心配おかけしました、ありがとう」
というメールのおかげでお参りに行けました。
皆でリンを偲んでお内仏でお勤めをし、土葬。
ご門主様は、『世のなか 安穏なれ』の中で、
「動物が死後ただちに極楽浄土へ行けるかどうか、仏ではない私たち人間にはわかりませんが、生きとし生けるものを照らし、仏にしたいと願われている阿弥陀様ですから、人間とは別な手立てをご用意されていることでしょう」
とおっしゃっています。
「動物が死後ただちに極楽浄土へ行けるかどうか、仏ではない私たち人間にはわかりませんが、生きとし生けるものを照らし、仏にしたいと願われている阿弥陀様ですから、人間とは別な手立てをご用意されていることでしょう」
とおっしゃっています。
阿弥陀さまにおまかせ。だからリンも大丈夫。
この度はいのちを考えるご縁をリンにいただいた。そして、私自身がリンのおかげで阿弥陀さまに手を合わせお念仏するご縁をいただいた。
若院
いただいた写真