7月 お抹茶の会
おつとめとご法話はお内仏で。
金子大栄先生の
「宗教とは、たった一つの言葉との出遇いである。」という言葉を味わい、親鸞聖人がどんな言葉とお出遇いになり、依りどころとされたのか、そんな若院のご法話でした。
文章にすると難しいお話に見えますが、実際にはクスッと笑いがあったり、ついうるっとしてしまったり、短い中にも有難いお時間です。
「ただお茶をいただくだけではなく、おつとめとご法話があるから嬉しい」
参加してくださった方からこんな言葉をいただきました。
お寺での活動を通して、仏縁に遇っていただくことが私と若院の願いですので、何よりも嬉しい言葉でした。
そして、、そのご縁の中でもう一つのお楽しみ。
今回は
「佐藤屋」さんの「空ノムコウ」

「恵那川上屋」さんの「栗観世」

と一緒に美味しいお抹茶をいただきました。
「空ノムコウ」は見た目からも涼しい一品で、お出しした瞬間、「わー、綺麗。」と歓声が聞こえてきました。
すっきりとした甘さの中にほんのりと生姜の風味。子どもも喜んでいただけそうな和菓子でした。
栗観世は何度かお取り寄せしているお菓子の一つで若院も好きなおすすめのお菓子です。ぷるぷるの生地に栗きんとんが包まれていて、なんとも言えない美味しさです。
涼しげな水盤、水面から壁にゆらゆらと発射する光、チリンと鳴る風鈴の音、冷たく冷やされたお菓子にあたたかいお抹茶。
贅沢な時間でした。