2025年5月7日水曜日

4月ののんの会

 4月 のんの会

新年度を迎え初めてののんの会。

4月ののんの会は花まつり(お釈迦さまの誕生日)と子どもたちの入学と進級のお祝いをするのが恒例です。



まずはみんなでお勤めをしながら、順番に花御堂のお釈迦さまに甘茶をかけてお参りしました。おつとめをした後はご法話。この日はみんなであみだくじをする予定だったのであみだくじの由来についてのお話。




昔のあみだくじの形は円形で、縁の外側から中心に向かって線をなぞるやり方。

その円形が阿弥陀様の後ろに見える御光に見えることから、あみだくじ と呼ばれるようになったそうです。

「だからあみだくじって言うんだ〜」

と、話を聞いて納得する子どもたちでした。



お話の後は楽しみにしていたあみだくじをして、プレゼントを選びます。

「何にしようかな〜」と吟味して、それぞれ好きな物を選びました。



みんながプレゼントを選び終えたら、甘茶をみんなでいただきました。仏教系の保育園、幼稚園に通ってた子は当時の記憶が蘇るようです。

「これ飲んだことある!」「懐かしい味。」という声が聞こえてきます。

好き嫌いがはっきりと分かれる甘茶ですが、好きな子は何杯もおかわりしていました。





甘茶を飲み終わったら靴を履いて境内へ。今回は慈眼堂駐車場にチョークで落書き。

落書きは本来はダメなこと。でも、その常識の枠から外れて今日だけは思いっきり楽しみます。

夢中になりすぎて、隣のお家の塀にも描いてしまう子もいましたが、チョークなので水で簡単に消せますので、さすがにそこだけはすぐに消しました。


好きなキャラクターを描いていく子、全部を塗りつぶそうとする子、あっという間にカラフルで賑やかな駐車場へと変身しました。




































お絵描きをたっぷりと楽しんだ後は、長い線路を描いて、2チームに分かれ、ジャンケンゲーム。

おやつのアイスを選ぶ順番がかかっているとなると熱がこもります。

これがなかなか終わらず、あと1歩、、、と言うところで振り出しに戻り、10分以上も続く白熱した戦いとなりました。

この日は雲ひとつない青空だったので、みんな汗だく。

たくさん遊んだ後のアイスクリームは一段と美味しそうでした。



また、今回ののんの会で以前陶芸体験で作った作品をみんなに渡しました。

みんな素敵な作品ができましたよ。



5月ののんの会は5月31日(土)14時00分〜16時30分で予定しています。

お友達を連れての参加も大歓迎ですので、気軽にお問い合わせくださいね。

今年度初めてののんの会も、子どもたちから元気をもらい楽しい時間でした。








2025年5月2日金曜日

お抹茶の会


4月 お抹茶の会

真光寺の境内が様々な植物に彩られ、賑やかになってきました。
新緑のもみじ、さくらんぼ、シロツメグサ、名前の知らない紫のかわいらしい花と
春らしい草花を境内から頂戴してお抹茶会の会場に生け、参加してくださるご門徒の方々をお出迎え。







お抹茶の茶うけには、今回も2種類のお菓子を用意しました。

一つ目は「叶 匠寿庵」の最中。滋賀県にある和菓子屋さんで、一番有名なお菓子は「あも」という羊羹だと思います。

こちらの最中は中が餡子ではなくチョコレート。たまには洋風なお菓子とお抹茶の組み合わせもいいかな、、と思い取り寄せてみました。
また、最中の皮には綺麗な花の絵柄がプリントされていて、見た目がとても鮮やかです。

絵柄は、みすみそう、すみれ、蝶、椿、福寿草、の5種類。





写真の絵柄は福寿草です。

自分の最中の模様がなんだったか、、会話が弾みながら美味しくいただきました。


もう一つのお菓子は「彩雲堂」さんの「若草」をお取り寄せしました。

こちらのお菓子は島根県松江市のものです。

茶人としても名高い松江藩7代藩主、松平平治郷によって考案された「不昧公御好み」のお菓子だそうです。

こちらのお菓子の写真を撮り忘れてしまったので、気になる方は検索してみてください。


鮮やかな黄緑色が新緑を連想させ、春のお茶席に ぴったりな一品でした。

ふっくら、もっちりとした求肥に若草色の寒梅粉がまぶしてあり、上品な甘さがお抹茶とよく合って、とてもおいしかったです。


そして、今回のお抹茶の会に初めての方がみえてくださいました。

こうやって少しずつ新たなご縁が広がり、とても有難いです。


5月の活動の日程はまだ未定ですが、決まり次第、本堂の黒板と真光寺のホームページに掲載しますので参加を希望の方はチェックしてみてください。

電話でのお問い合わせも可能です。


ぼちぼち世間が暑くなってきていますが、5月、6月のお抹茶の会までは中庭の水盤を眺め、季節を楽しみながらお抹茶をいただけるんじゃないかな、、と思っていますので、この機会にぜひ一度、参加してみてくださいね。